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クリーニング、修理解説

レディス財布、内ファスナーのテープ部分が切れています。 テープが切れることでスライダーがそれ以上動かせなくなっています。閉まらないと中身が散乱しそうで心配ですね。 テープが切れたところを接着剤で直そうとしたらしく、その部分が黒くなっていますが、テープのように薄くて浸みこみやすい素材にはどんな接着剤でもうまくくっつきません。 こういう場合はファスナー全取り替えしか方法がありません。つまみ付け替えはサービスで。 ヌメ革は使い込むほどに鞣(なめ)しただけの新品の革の色から独特なアメ色に変化していきます。 手の脂分を吸い込んで色が濃くなっていくんですね。 これは「エイジング」といい、ヌメ革の最大の特徴なんです。 たいへん手触りのよいヌメ革ですが、このエイジングが進むとさらにいいアメ色になり、手触りもよくなるでしょう。 大事にお使いになってくださいね。 エイジングで色が濃くなったのを汚れと勘違いして洗ってください!という方もいらっしゃいますが、当店ではヌメ革の長所であるこの「エイジング」という特徴をご説明し、そのままお使いになってご自分だけの革になさることをお勧めしています。 じつはすべて手縫いです。 この財布のファスナーを取り替えるにはかなりばらさなければいけないため、革修理の専門業者に見積もりを頼んだら、とんでもない額になったのです。この金額ではお客様も財布の修理をあきらめることでしょう。ですので、たいへんですが自分で縫いました。 完全にばらしてのファスナー取り替えではなく、「なんちゃって修理」ですが、革用の針で指ぬきを使って、革にあいた針穴を一目一目拾いながらの作業で、指はささくれてボロボロ、目は細かいところばかり見ているのでショボショボ。。。 デモ、お客様に喜んでいただけるならやりがいがありました!
















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リバーシブルタイプのダウンジャケット。 このタイプの衣類には写真のようにつまみが表、裏と動くタイプのものが付いている時があります。 もう一つは両面につまみがある、つまみ2つタイプ。 ご自分で穴開け細工をしてリングをつけたようですが、 スライダーの劣化で上げづらくなっていました。 このスライダーは特注なので同じものがありません。 型は同じですが片側にしかつまみがないタイプしかありませんので、メインで着用する方を指定していただいてお直ししました。






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スライダーをなくした、というご相談。 盛岡から出張で来ているので今日中に直してもらえるとありがたい、とのこと。 お預かりしたのが3時、すぐに合うスライダーを探す旅に出発です! 当店の数あるスライダーの中から見つけることが出来ました! 幸い、特殊なスライダーではなかったので帰社する前にお渡しできました。 こちらは外国製のスライダーでした。 外国製のファスナーはあまり品質が良くないものが多いようです。 インポート、並行輸入品、それらのオークション出品商品によく見られますが、それらにも対応いたします。






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肩掛けバッグだったワニ革バッグをハンドバッグ用に持ち手を詰めて欲しい、というご相談。 持ち手を詰めるには真ん中を切ってつなぐ方法と両端を詰める方法があります。この持ち手は両端が細くなっているデザインのため両端を同じように加工してバッグに付ける方法は高くなります。今回は真ん中を詰める方法で承りました。 黒の厚い革でしたが、つないだ部分もそれほど目立たず、お客様にも満足していただきました 。






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ファスナーのよくある故障、「つまみ取れ」です。もともと長めのつまみが付いていましたが、カバーが取れてつまめなくなりスライダーを上げるのに苦労するので直してほしい、つまみも付け直して欲しいとのご相談。 これでイライラせず快適に上げ下げできますね!






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ジーンズのホックが取れたので付け直して欲しいというご相談。 これはふつうの頭が平べったいタイプではなく、真ん中が空洞の「ドーナツホック」というちょっと特殊なホック。 ホック自体、県内で直せるところは少なく、ましてや特殊ホックとなると県南なら当店しか直せないでしょう。専用の工具を揃えなければできないからです。 このお客様も何軒かジーンズ屋さんやお直し屋さんに問い合わせたけど、どこでも直せないらしく、やっと当店を探し当てたそうです。 当店には普通の平べったいタイプは常備してありますがこのタイプは特殊なのでお取り寄せになり、仕上がりまで1週間お時間をいただきました。 ジーンズのホックでお困りなら「えびすや」へ! 定番ホックはもちろん、特殊ホックも直します!






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通販で買ったフードジップ。 購入当初からスライダーの動きが悪かったそうですが、とうとう閉めても開いてしまうようになったそう。 スライダーの劣化です。 スライダー交換で直りました。 左が劣化したスライダー。 右は同じサイズの新品同等品。左は外国製、右は国産のスライダーです。 劣化していたスライダーは金属の厚みが薄いですね。 これではすぐに壊れるでしょう! 交換したスライダーは厚いので丈夫です。 このスライダーのようにすぐに壊れることはありません。






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ジャンパーやジャケット、コートなどアッパーウェアに使われるファスナーは「オープンファスナー」というものです。 よく見かける左右に分かれるファスナーですね。 このファスナーの差し入れるほう、ここに金属製の金具(蝶棒)があり、テープとの間が裂けています。 この状態では金具を差し入れるのがむずかしくスライダーを上げるのに時間がかかるでしょう。 遅かれ早かれテープがもっと避けて、しまいにはスライダーを上げられなくなります。 ここの破れはファスナーの全取り替えになります。 「あまり高いジャンパーじゃないけど、着やすいのでなるべく安く直らないか?」というご相談でした。 さいわいファスナーの縫い付けがむずかしい縫い方ではなかったので安く直せそう。 新品のファスナーを取り付けました。 ファスナーが新品になったので、まだまだ着られます。 これからもずっと、快適な着心地をお客様に与えてね!と 祈りながら送り出しました。






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スライダーが動かなくなり無理して動かしたらスライダーが割れてしまったそうです。 このタイプはスライダーが小さいので無理な力を加えると壊れます。 どこに聞いても高い料金を言われるのでネット検索で当店を知り、秋田市からわざわざお越しいただきました。 それを聞いたからには、できればすぐ直してお返ししたい! 通常は2,3日時間をいただいていますが、特別に30分ほど時間つぶしをお願いして 特急直し。 時間との闘いです! ※今回は同じスライダーが有りましたので特急でできましたが、特殊なものはすぐにできない場合があります。











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このタイプのファスナーはストッパー機能付き。 取っ手がなければ下げることができないファスナーです。 上げたスライダーが勝手に下がってこないよう、取っ手に力を掛けないと下がらないようになっているんです。 ですからファスナーが閉められなくなって、さぞかしお困りだったことでしょう。 この機能が付いていないスライダーなら取っ手がなくて少し不便でも上げ下げができるんですが。。。 お急ぎの方には半日でできますよ。











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お気に入りの白い財布。中のファスナーの持ち手がどこかにからんだ状態で外のファスナーを開き、持ち手が取れてしまった事例。スライダーの持ち手が付いている穴の部分から割れて取れていました。持ち手を付けることも出来ますが「また絡むとイヤなので持ち手はつけなくてもいい、開け閉めできるようになればいい。」とのことで通常のスライダー交換で直しました。つまむ部分が小さいのでこれで外のファスナーを開け閉めするのに絡むことはないでしょう。お安く直ってお客様も大満足でした。






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ブルガリBVLGARIのシルクの光沢のきれいなブルーのネクタイ。生クリームをこぼし、近くのクリーニング店に出したが落ちなかった事例。ネクタイは生地が何重にもなっています。しかもバイアス生地で生地がよれやすくシルクの光沢も消えやすい、難しい部類のシミ抜きです。付けて2,3日以内ならドライでも取れますが時間が経つとドライでも取れないシミになります。付けたらすぐにクリーニングへ!






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数十年は経っているアンティーククロコダイルハンドバッグ。持ち手の革が割れています。もうすぐで切れる、という状態でした。現在、クロコダイルの革は希少でたいへん高額です。同じような革をさがすのはたいへんです。お安くというご希望もありクロコダイル調の革で裏から補強し縫い直しました。






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ファスナーの動きが悪くなっていろいろやっているうちに片側がはずれてしまった事例。スライダーが劣化していて歯からはずれたようです。スライダー交換と持ち手付け直しで元通り。ファスナーはお安く直ることが多々あります。 あきらめずにご相談くださいね(o^∇^o)ノ











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「わきだから目立たないけど白い糸が見えて気になるの。白い糸が隠れてくれればいいんだけど。。。」というご依頼。素材はウール70%ポリエステル30%。とすると残っている白い糸はポリエステルでしょう。虫もポリエステルはまず食べませんが、それとも固かったのでしょうか(笑)。「はめ込み」という方法で直しました。共布を穴と同じ形に切ってはめ込むので「はめ込み」。生地の段差が出にくい修理方法です。






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ご依頼者は以前当店で糸かがりで直させていただいたご年配の方。長時間立って料理などをすると疲れるので、ひじをついてやっている、とのこと。それで別のところに穴が開いてしまったんですね。これからもその姿勢は変わらないと思うのでひじ当てを付けることをご提案させていただきました。あれから3年経ちますが破れていないそうです。






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「肩パッドがはずれたので直して欲しい。」というご依頼。縫っている糸がはずれた、と思ったら。。。取れるはずです!両面テープを貼り付けてあるだけでした。ミシン縫いだとパッドの裏側まで縫い付けてしまうので手縫いで縫い付けました。これでもうパッドの取り外しは自在です。






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どちらもアフター写真です。「ラコステLACOSTEのポロシャツにもともと付いていたプラスチックボタンを黒蝶貝の二穴ボタンにして欲しい。」というご要望。高価なボタンなので取れないよう手縫いでしっかり縫い付けました。生地との余裕もバッチリ!ボタンのはめやすさが機械縫いとはぜんぜん違います。貝ボタンは厚み・デザインによって価格が大きく違うためボタン代は別途いただきます。






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カシミヤはカシミヤ山羊から取れる希少な繊維。上毛の下に生える細い毛を梳いて取ります。洗うと縮みが起きやすいデリケートな繊維です。太さは髪の毛の十分の一しかありません。その細い繊維のあいだにたくさんの空気を含みます。だから薄いニットでもウールのものより暖かいのです。











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茶色と紺色の地色に赤いバラ柄のセーター。はなびらのキワに虫食いが3カ所ありました。この穴は大きさが1.5センチあります。この穴の大きさで柄の部分のお直しは場所によっては柄がくずれてしまい目立つこともありますが、今回はぎりぎり柄のキワの部分でした。






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前身頃中下と裾リブ、2カ所にどちらも大きさ5ミリの虫食いがありました。「どうして目立つところばかり食べるの?」とお思いでしょう!おそらくこの場所になんらかのシミがついていたから、です。衣類を食べる虫は幼虫から孵化するためにタンパク質(この場合は毛)と同時にシミが必要なのです。タンパク質がごはん、シミがおかず、というわけです。同色の糸を使った穴かがりで直しました。極細糸を使っていますので直した跡がほとんどわかりません。











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リボン糸で編まれたサマーカーディガン。右肩うしろに穴が開いていました。バッグの金具がひっかかったのでしょうか。リボン糸で編まれたものはそのさらさらした素材感を大事にするため、編みもゆるく糸自体もあまりじょうぶではありません。ひっかけにはご注意を!当店の修理でここまで直ります。